
ICT用語集
【ア行】
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アーカイブ(Archive):ファイルの内容を保ったまま、データ量を縮小して別の場所に保存すること。
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アドオン(Add On):同上
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アプリケーション仮想化(Application Virtualization):ユーザーが使用するアプリケーションを、ユーザーのPC上ではなくサーバ側で保管・配布するシステム。アプリケーションを一括管理でき、他の端末から使用できるためセキュリティ面に優れているという特徴を持つ。
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イーサネット(Ethernet):LANで使われている技術。有線LANケーブル。
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エクスポート(Export):他のアプリケーションソフトが解釈できる形式でファイルを保存する機能。
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オンラインストレージ(Online Storage):インターネット上でデータ保管用のストレージを提供するサービス。Dropboxなど。
【カ行】
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仮想化(Virtualization):サーバやメモリなどのコンピュータの物理的な資源を、要求に応じて柔軟に割り振る技術。その資源を論理的に分割し効率化することで、一つの装置で複数の装置分の役割を果たすことができる。
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仮想マシン(Virtual Machine):仮想的に作られたハードウェア。サーバマシンの台数削減・管理コスト削減・安全性が高いという特徴を持つ。あるPC上で別のPCのサービスの稼働を確認したりする際に使われる。
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仮想メモリ(Virtual Memory):実際に搭載されているメモリ容量が足りなくなった時に、ハードディスクの一部がメモリとして変形したファイル。
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カラム(Column):表の縦の列。
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キッティング(Kitting):コンピュータや通信機器などを導入する際に必要な作業。配備。
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キャッシュ(Cache):直近に読み込んだものや使用頻度が高いものを高速な記憶装置に複製しておくこと。
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グーグルアナリティクス (Google Analytics):アクセス解析ツールの一つで、多くの大規模webサイトに導入されている。グーグルアカウント保持者であれば誰でも利用することができ、無料版でもほぼ全ての解析機能が使えるという特徴を持つ。
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クッキー(Cookie):サイト訪問者のコンピュータに訪問日時、回数などの簡単な情報を一時的に保存させる仕組み。
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クリーンブート(Clean boot):OSの起動モードの一つで、後から組み込まれた周辺機器のデバイスドライバなどのソフトウェアを無効にして、最小限の構成で起動すること。通常の方法で起動できなくなってしまった際に、原因の診断や修復などを行うために利用される。
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グループウェア(Groupware):組織内でのスケジュールやタスクなどの共有やコミュニケーションを目的としたソフトウェア。
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クローリング(Crawling):ロボット型検索エンジンにおいて、プログラムがインターネット上のリンクを辿って、Webサイトを循環し、Webページ上の情報を複製・保存すること。
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クロスデバイス(Cross Device):コンテンツやデータなどを様々な端末で共有すること。
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検索エンジン(Search Engine):インターネットの情報を検索する機能。Google、Yahooなど。
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コード(Code):プログラミング言語で書かれた文字列。プログラムの設計書。
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コールドスタンバイ(Cold Standby):通信機器の障害対策として、電源を入れていない予備機を用意すること。
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コマンド(Command):コンピュータへの命令。
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コマンドプロンプト(Command Prompt):コマンドを用いてPCの設定や操作を行うためのツール。
【サ行】
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サーバー(Server):サービスを提供するコンピュータ。
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サマリー(Summary):大規模なデータを集計したもの。要約。
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シンクライアント(Thin Client):ユーザーが使用する端末の機能は必要最低限に留め、サーバ側で処理を行う仕組み。
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スイッチ(Switch):通過するパケットの情報から送り先を特定し、パケットを送り先と関係のある送信ポートのみに流す機能を持つネットワーク機器。
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ストレージ(Storage):データを保管・保存する場所。貯蔵。
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ストレージ仮想化(Storage Virtualization):分散している複数のストレージを一台のストレージとして利用すること。
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スパイウェア(Spyware):ユーザーのPC上の行動を監視し、勝手に情報を外部に送信するソフトやプログラム。
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スパム(Spam):無差別で本人の了承を得ずに一方的に営利目的の広告を送ること。
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スプレッドシート(Spread Seat):セルが並んだ表。財務管理・販売管理に使われる。
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スマートデバイス(Smart Device):計算処理だけでなく、あらゆる性能を装備した多機能端末。
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セッション(Session):Webサイトにアクセスして行う一連の行動。
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絶対パス(Absolute Path):URLでページを指定して、最上位階層から目的がどこにあるかを示す方法。外部サイトへのリンクを自分のサイトに記載したい場合に使われる。時間的コストはかかるが、誰がみてもどこに何があるかわかるという特徴を持つ。
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相対パス(Relative Path):今いる階層を基準として目的までの道順を示す方法。一般的なWebサイト開発に使われる。時間的コストはかからないが、どこに何があるかわかりにくいという特徴を持つ。
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セキュリティーホール(Security Hole):コンピュータシステム上の弱点。
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ゼロデイ攻撃(Zero Day Attack):ソフトウェア上の弱点が発見されてから、その対策が講じられる前にその弱点を狙う攻撃。
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ソースコード(Source Code):プログラミング言語で書かれた文字列。プログラムの設計図。
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ソフトウェア(Software):システム構成要素のうち、実態を伴わないもの。Windows、アプリなど。
【タ行】
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タイムスタンプ(Time Stamp):ある出来事が発生した日時・日付・時刻を示す文字列。
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ダッシュボード(Dashboard):複数のデータを集め、概要を一覧表示する機能や画面、ソフトウェアなど。
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ドキュメント(Document):文字や図表、写真などを組み合わせて作成されたデータやファイル。
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ドメイン(Domain):インターネット上にあるコンピュータやネットワークを識別するための名前。
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ドライバ(Driver):周辺機器を動作させるためのソフトウェア。OSにハードウェアを認識させるファイルでメーカー製のPCにはOSとともに出荷前からインストールされている。
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トラフィック(Traffic):通信回線やネットワーク上で送受信される信号やデータ。
【ナ行】
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ナレッジマネジメント(Knowledge Management)
:個人が持っていた知識や経験を企業内で共有し、社内全体の生産性向上につなげるマネジメント。 -
ネスト(Nest):コンピュータプログラムやデータ構造において、ある構造の内部に同じ構造が含まれる状態。別名、入れ子。
【ハ行】
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ハードウェア(Hardware):システム構成要素のうち、実態を伴うもの。ディスプレイ、キーボードなど。
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パイソン(Python):シンプルかつ学習難易度が低い今世界で最も勢いのあるプログラミング言語。機械学習や統計分析を得意とし、2018年に発表された正社員の言語別年収ランキングでは、3位を獲得した。
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パケット(Packet):データ通信の際のデータ通信量の単位。1パケット=128KB。
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パス(Path):ファイルやフォルダがおいてある場所、またはファイル名。
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バックアップ(Backup):万が一に備えデータをあらかじめ複製しておくこと。
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バナー(Banner):Webページに表示されるWebサイトの広告やリンクの画像。垂れ幕。
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ピクセル(Pixel):画素。画素数が多いほど綿密で画像の質が高い。
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ファイヤウォール(Fire Wall):ネットワーク上で不正アクセスをブロックするためのシステム。
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フィッシング(Phishing):国や機関などの正規メールやWebサイトを装い、機密情報を搾取すること。
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フィルター(Filter):特定のデータを除いたり、識別したりすること。
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フォルダ(Folder):ディレクトリと同じ意味に加え、オブジェクトの入れ物という意味も持つ。
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ブラウザ(Browser):データや情報をまとまった形で閲覧するためのソフトウェア。単にブラウザと言った場合には、Webサーバからデータを取得して閲覧するための「Webブラウザ」(web browser)を意味する場合が多い。(IE Edge Chrome など)
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フラッシュメモリ(Flash Memory):電気的にデータを置き換えることが可能で、電力がなくてもデータを保持することができる半導体メモリ。コンピュータの外部記憶装置に用いられる。
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プラットフォーム(Platform):アプリケーションが動く環境。
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プロキシ(Proxy):インターネットのアクセスを中継する装置、またはソフトウェア。
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プロパティ(Property):あるファイルやデータなどのオブジェクトが持つ特性。
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ポータルサイト(Portal Site):インターネット上にあるコンテンツなどへの入り口となるWebサイト。Yahoo Japanなど。
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ホットスタンバイ(Hot Standby):同じソフトウェアが稼働するマシンを2台用意し、片方に障害が発生した時に処理を代替させる仕組み。
【マ行】
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マークアップ言語(Markup Language):視覚表現や文章構造を記述するための言語。文字や2進数で書かれる。
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マージ(Merge):複数のデータを一つにまとめること。合併。
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マイグレーション(Migration):システムやデータを新しい環境に移転すること。
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マザーボード(motherboard):コンピュータの主要な構成部品の一つで、マイクロプロセッサやメモリなど他の部品を装着し、通電したり相互に通信できるようにする基板のこと。
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メモリ(Memory):コンピュータの記憶装置。
【ヤ行】
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ユーザビリティ(Usability):コンピュータの使いやすさ。
【ラ行】
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ライセンス(License):免許(証)、許可(証)、認可、許諾などの意味を持つ英単語。ソフトウェアの分野では、開発者がそのソフトウェアの使用、改変、再配布、販売などの可否や条件を定めたもの、また、それを文書にまとめたもの。
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リカバリ(Recovery):PCを初期状態に戻すこと。復旧。
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リストア(Restore):リカバリと同意語。
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リモートアクセス(Remote Access):遠隔のコンピュータにネットワーク経由で接続すること。
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リロード(Reload):データを読み直すこと。
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ルータ(Router):複数のネットワーク間を相互接続する通信機器。
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ルビー(Ruby):読み書きがしやすく、海外で需要が多い人気言語。Webサービス、スマホアプリやゲーム、業務アプリを得意としていて、サーバーなどの汎用性が高い知識が身につくという特徴を持つ。
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レガシーシステム(Legacy System):時代遅れとなった古いシステム。
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レポート(Report):データに対して処理を行い文章や画面にまとめたもの。報告書。
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ロー(Row):表の横の列。行。
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ローカルファイル(Local File):自分のコンピュータの中にあるファイル。
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ロード(Load):読み込み。
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ログ(Log):コンピュータに残される記録。
【A - Z】
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ASP(Application Service Provider):ソフトウェアのレンタル業者。
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AWS(Amazon Web Service):Amazonのクラウドサービスで、世界中のインフラの基盤となっている。
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BIOS(Basic Input / Output System):PCの電源を入れた時に最初に起動されるプログラム。
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BYOD(Bring Your Own Device):従業員が所有しているデバイスを業務でも利用すること。
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CAD(Computer Aided Design):設計や製図をコンピュータ上で行うこと。
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CMS(Content Management System):Webサイトを管理・更新するシステム。
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CPU(Central Processing Unit):コンピュータの中枢部。高性能であれば処理速度が大きい。
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CSV(Comma Separated Values):いくつかのフィールドや項目をカンマ「,」で区切ったテキストデータおよびテキストファイル。拡張子は.csv
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DCHP(Dynamic Host Configuration Protocol):クライアントPCに対し、IPアドレスを割り振る機能。
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DNS(Domain Name System):ドメインとIPアドレスを対応づけて管理するシステム。
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ECサイト(Electronic Commerce Site):ネット通販サイトの総称。
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FAQ(Frequently Asked Questions):「頻繁に尋ねられる質問」という意味の英略語。ある事柄について多くの人が共通して尋ねる質問と、それに対する回答をまとめた問答集のこと。
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FTP(File Transfer Protocol):サーバーとクライアント間で、ファイルを送受信する通信の約束事。
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HDD(Hard Disk Drive):データを読み書きする記憶装置の一つ。安価で容量が大きいという特徴を持つ。
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HTML(Hyper Text Markup Language):Webページを記述するためのマークアップ言語。Webページに装飾を施すのが目的で、人間に情報をわかりやすく伝えるという特徴を持つ。
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HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure):HTTPが暗号化されている状態。
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IoT(Internet of Things):あらゆるモノがインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み。
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IPA(Internet Protocol Address):IPアドレス。インターネットに接続された機器が持つ番号。
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KGI(Key Goal Indicator):重要目標達成指標。企業全体の戦略的な目標設定。
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KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標。業務レベルにおける具体的な目標設定。
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LP(Landing Page):検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページ。
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LANケーブル(LAN Cable):構内ネットワーク(LAN)を構成する機器間をつなぐ通信ケーブル。広義には光ファイバーケーブルや同軸ケーブル、電話線なども含まれる場合もあるが、単にLANケーブルという場合はイーサネット(Ethernet)などに用いられるツイストペアケーブルを指す。
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NAS(Network Attached Storage):ネットワーク接続のストレージ装置。
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OS(Operating System):アプリやデバイスを動作させるための基本的なソフトウェア。全てのアプリケーション・ソフトウェアのベースとなっているもの。WindowsやiOSなど。
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SaaS(Software as a Service):Gmailや無料ブログサービスなどのソフトウェアを提供する事。すでに用意されているサービスなので開発をする必要はないが、自由度は低いという特徴を持つ。
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SSD(Solid State Drive):ディスクを持たないHDDよりも高速なストレージ。
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SSL(Secure Socket Layer):インターネット上の通信を暗号化し、通信内容を第3者から守る技術。
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VPN(Virtual Private Network):離れた場所の間を仮想的な専用線でつなぐ仕組み。
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Wi-Fi(Wireless Fidelity):電波を用いた無線通信により近くにある機器間を相互に接続し、構内ネットワーク(LAN)を構築する技術。無線LANの規格の一つだが、事実上の唯一の標準としてほぼ同義語として扱われる。
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Windows Update:Windowsの機能の一つで、開発元のマイクロソフト(Microsoft)社からインターネットを通じて自動的に修正・更新プログラムを入手し、自らに組み込んで修正を適用するシステムのこと。手動で実行することもできる。